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宗教理念

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2008年5月20日施行 

1.わたしたちの団体の第一の目的は、解脱・悟りを追究し、仏教・ヨーガの経典で説かれている霊的・精神的な境地を体験し、それを体現することである。


  2600年前、仏教の開祖である仏陀釈迦牟尼は、この世の一切は苦しみであるとし、その苦しみから脱して真の幸福に至るための法則――真理を展開した。
  「苦しみの世界から完全に離脱すること(体験的アプローチ)」が解脱であり、「苦しみの原因を完全に理解し、苦しみから解放されること(理論的アプローチ)」を悟りという。


  現代においても、仏教やヨーガの教えは世に広く広まっている。しかし現実には、それらすべてが、わたしたちを解脱や悟りに導くものを持っているとは必ずしも言い難い。
  それは、伝承の過程で教えが変質し、解脱に至るためのエッセンスが失われたり、たとえ変質しなかったとしても、時代の推移とともに社会的環境が大きく変化したことにより、従来の方法によっては修行上の結果を出すことが困難になってきているなどの理由による。


  わたしたちはこれらの現状を踏まえ、2600年前の仏陀釈迦牟尼の時代と同様、解脱・悟りの境地を得ることができるように、仏教・ヨーガ本来の教えをもとに真理を探究するとともに、現代に合った修行を取り入れ、実践していく。

2.わたしたちの団体では、第一の目的を土台として、以下の3つの活動を行なう。
  (1)「解脱・悟り」の道筋を提供する
  (2)「この世の幸福」を提供する
  (3)「病苦からの解放」を提供する


  解脱・悟りの境地に到達するためには、仏教・ヨーガの手法に基づいて自分自身を根本から作り変えていくことが必要である。そして、最終的に解脱・悟りに至るまでの過程では、日々の生活に仏教・ヨーガの実践を取り入れることによって、現実生活に行き詰まっている自分や、病気で苦しんでいる自分を変化させていくことも可能となる。


  これらの活動を通じて、真に価値ある生き方と真に幸福な社会が実現されることをわたしたちは目指していく。

 

 

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