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2011年3月4日、当団体出家会員の住居(埼玉県越谷市)において公安調査庁による立入検査が行なわれました(退会者グループ等含め通算215回目)。
今回の立入検査では、施設内の設備、帳簿書類、その他宗教活動に用いられる物件等が検査されました。その結果、無差別大量殺人行為の準備や計画等を具体的に示す物件等がAlephに存在しないことや、不殺生を強調した教材を用いて平和的な宗教活動を行っている実態が、改めて確認されました。
団体規制法による立入検査とは、「無差別大量殺人行為に及ぶ危険性の程度を把握すること」(法8条)を目的とし、「団体が所有し又は管理する土地又は建物」(法7条2項)に対して、「特に必要があると認められる」(法7条)場合に限って、「必要な最小限度においてのみ」(法2条、法3条)、実施が認められるものです。実際には、「特に必要があると認められる」理由が示されることもなく、個人の居宅を含めてほぼ定例的に(月1〜2回程度)巡回して検査が実施されています。
95年の地下鉄サリン事件から本日でちょうど16年を迎え、事件で亡くなられた方々に対して深く哀悼の意を捧げ、改めてご冥福をお祈りいたします。
同事件を含む一連の事件が、99%以上の会員の関知しないところで起こったこととはいえ、当時の教団にあって同じ団体に属していたことを重く受け止め、その道義上の責任に基づき、当団体では、被害に遭われた方々及びご遺族に対して、「サリン事件等共助基金」宛に500万円を3月18日付で送金させていただきました(但し、銀行のシステム混乱により、同基金の口座への入金確認は現時点では取れておりません)。
当団体では今後とも、同基金への送金並びにサリン被害者への無料検診事業を行なっているNPO法人「リカバリー・サポート・センター」への寄付等を通じて、一連の事件で被害に遭われた方々に対して、誠意ある対応を行なっていく所存です。
今般の震災の被害が日々刻々と伝えられる中、被災された多くの方々への祈りを捧げつつ。
「足立区新条例コーナー」を更新しました。
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