ニュース
ホーム > ニュース
imageAlephに関する最新のニュース・出来事等をお知らせします。

過去のヘッドラインニュース

line

[ 前月 ] [ニュース履歴目次] [ 翌月 ] [ホーム]

公安調査庁による全国一斉立入検査について

icon 2012年12月3日(月)

 2012年11月1日、公安調査庁による立入検査が、全国21カ所の当団体施設・住居等に対して、行なわれました(退会者グループ等含め通算241回目)。

 当団体の設備、帳簿書類、その他の物件等が検査された結果、無差別大量殺人行為の準備や計画等を具体的に示す物件等がAlephに存在しないことが、改めて確認されました。

 その一方で、今回の立入検査では、職権を濫用した公安調査官による違法・不当な検査行為が、以下のとおり、全国の各所から報告されています。

・検査開始時に身分証を提示することなく建物内に立ち入り、階段を駆け上がって室内奥にまで侵入した事例(神奈川・小俣弘孝検査官)

・検査終了を宣言した後に無断で再度室内に立ち入り、写真撮影を行なった事例(京都・山田洋検査官)

・特定の立会人を現場から排除するための暴言等を繰り返した事例(東京・武藤幸男検査官)

・個人の私生活にわたる質問への回答を強要し、立会人がこれに異議を述べたところ、「個人の私生活の状況を確認するのが立入検査の目的」などとする違法な発言をした事例(東京・南クルミ検査官)

・物干しに吊り下げられた洗濯物等に外靴を付けて汚し、立会人から強く謝罪を求められるまで、その非を認めようとしなかった事例(東京・高橋直也検査官)

・検査中、検査対象物である書類を複数破損させた事例(埼玉)

 当団体では、これらの職権濫用行為について厳重に抗議する書面を12月2日付で公安調査庁に送付しました。

 なお、団体規制法による立入検査とは、「無差別大量殺人行為に及ぶ危険性の程度を把握すること」(法8条)を目的とし、「団体が所有し又は管理する土地又は建物」(法7条2項)に対して、「特に必要があると認められる」(法7条)場合に限って、「必要な最小限度においてのみ」(法2条、法3条)、実施が認められるものです。実際には、「特に必要があると認められる」理由が示されることもなく、個人の居宅を含めてほぼ定例的に(月1〜2回程度)巡回して検査が実施されています。


[ 前月 ] [ニュース履歴目次] [ 翌月 ] [ホーム]

 

 

ホーム

このページの上部へ