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公安調査庁に提出した文書(2010年1月〜10月)

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2010.1.15 教材の改訂を言及せずに発表

公安調査庁は年次報告において、「危険な教義が含まれているとして自主回収していた教材を再び使用」と発表。教団では、教材の内容が改訂されていることに触れることなく、いたずらに不安感を刺激する発表に抗議し、その是正を要請した。

※公安調査庁からは無回答。

2010.3.1 器物損壊に謝罪と弁償を請求

金沢道場での立入検査において、検査官が検査対象の車両に傷をつけたが、検査責任者は「これくらい良いじゃないか」などと発言し、不祥事をうやむやにしようとした。教団では、謝罪と経過説明を求め、被害弁償を請求した。

※公安調査庁からは「この件では対応しない」と回答(口頭)。

2010.3.28 施設内部の写真を住民に提供

公安調査庁が「立入調査報告会」と称して、立入検査で撮影した施設内部の写真を住民に提供していることが発覚。教団では、その法的根拠等を質問するとともに、立入検査時のプライバシー侵害が拡大していることを指摘し、その抑制を要請した。

※公安調査庁からは無回答。

2010.4.14 年齢調査の法的根拠を質問

公安調査庁は「オウム真理教信徒の年齢構成」を年次報告等で公表。教団では、この調査が「必要最小限度」を逸脱した調査である疑いを指摘し、調査方法・調査の法的根拠・調査がプライバシー侵害に当たらないという法的根拠について質問した。

※公安調査庁からは無回答。

2010.6.11 違法検査・飲酒の疑いとガム

検査範囲が公安審査委員会に事前通報されていない疑いについて質問した。また、複数の検査官が酒気帯びの状態であり、ガムを噛みながら職務に就く検査官さえいたこと、早朝からの検査により住居の平穏を害されたこと、の2点について抗議した。

※公安調査庁からは無回答。

2010.6.11 高齢者への調査に配慮を要請

元信者に関する調査と称して、調査官が退会者の祖母(非会員)宅を来訪した。複数回の訪問調査によって、田舎町に暮らす80歳の祖母は、睡眠障害などの著しい精神的不安に陥った。教団は、今後この訪問調査を行わないよう公安調査庁に要請した。

※プライバシー保護のため、送付した要請書はリンクしていません。
※公安調査庁からは無回答。

2010.6.27 傍聴権の侵害や裁判資料の閲覧等

@観察処分取消訴訟の口頭弁論の期日に合わせて広報部の施設に立ち入ることで、広報担当者らの裁判傍聴を妨害したこと、A検査と称して原告の裁判準備資料を視認し、裁判の公平性を損なったこと、B検査官の不適切な言動があったこと、の3点について抗議した。

※公安調査庁からは無回答。

2010.9.16 日没後に立入検査権の濫用

@日没後に立入検査に着手したこと、A検査直後に会見・説明会を行っていたこと、B基本的な調査をせずに立入検査件を濫用した疑い、について、人権侵害性・違法性が高いことを抗議し、その法的根拠を求釈明した。

※公安調査庁からは無回答。

2010.10.7「定期的な」立入検査に抗議

立入検査は恒常的に行われているが、観察処分の立入検査権は抑制的に行使されなければならない。現場責任者たる検査官が、立入検査の目的を、個別具体的事情も示さず「定期的なもの」と述べたことに対し、法を厳格に解釈・運用するよう要請した。

※公安調査庁からは無回答。

 

 

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